おさかな煉獄


7.セロハンテープを作ってる会社

思ったより少なかった・・・

    備考
1. ニチバン 絆創膏屋
2. セキスイ 樹脂屋
3. 日東電工CSシステム テープ、粘着体屋
4. 住友スリーエム Minnesota Mining & Manufacturing Co、だから3M。有名ですが補足まで。

補足

・国内市場はほぼこの4社の模様。ガムテープなども含めればまた違うはず。

・「セロテープ」はニチバンの登録商標。
・積水化学の商標は「セキスイセロテープ」。が、普通には「セロテープ」で売られている。
 これは販売店側が一々書き分けたりしないため。つまり積水ウマー。
・店名などの印刷が入っているテープは標準品より粘着力が落ちる
 標準品は4.00 (単位:N/10mm)。印刷品は2.90。
・この粘着力は製品として当然ながら一定なので、鍍金面・塗装面などの剥離検査に使いうる。

・セロハンテープの業界標準幅は12、15、18、24mm。(もちろん、これ以上のサイズもあります)

・セロハンは、木材パルプが原料。1908年にスイス人のブランデンベルガーが発明。
・セロハンテープは、アメリカの3M社のリチャード・G・ドルーが1930年に発明。

・ニチバンは1918年、東京・南品川に歌橋製薬所として創立される。もともとは軟膏と絆創膏を作っていた。
 1947年に「セロテープ」の製造販売を開始。なお、今も製薬事業を行っており、
 定款の「企業目的」の第一項は「医薬品」である。
・絆創膏はもちろん今でも基幹事業。とは言え「バンド・エイド」(ジョンソン&ジョンソン社)の方が有名ですねえ。

・セキスイが「セロテープ」の生産を始めたのは1950年。
・住友スリーエムがテープの国産を始めたのは1962年。

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