おさかな煉獄


3.殺陣師名鑑その1

手当たり次第に拾って来た名前なので、各人の重要度は不明。

    備考
1. 林 邦史郎 NHK大河ドラマなど。「義経」も担当。2001年に著「殺陣師見参!」がある。日俳連アクション部会・初代委員長。
2. 菊地 竜志 テレビの殺陣振付のほか、新橋演舞場、新宿コマ劇場等舞台の殺陣振付も多い。
3. 高瀬 将嗣 現代劇寄りの殺陣師。監督業も。最新作は「新・日本の首領W」
4. 島口 哲郎 剱伎衆「かむゐ」のリーダー。「キル・ビル」の殺陣を担当。この作品には自らも出演している。
5. 森 聖二 「ラストサムライ」の殺陣指導。俳優業がメインだが、この作品では兼任。ウルトラマンダイナの「ダイス星人」も演じる。
6. 坂東 八重之助 人間国宝。戦後期の歌舞伎の立ち回り、殺陣におおきな業績を残す。
7. 久世 竜 本名は河野幸政。黒澤明の「隠し砦の三悪人」「用心棒」などを担当。
8. 國井 正廣 青年座の「殺陣師弾平」の殺陣担当。2004読売演劇大賞 優秀スタッフ賞
9. 大山 克巳 新国劇において俳優・殺陣師兼任で活躍。25年前より殺陣を指導する「大山塾」を主宰。

補足

・「座頭市」の殺陣師は是非加えたかったのだが、勝版・北野版ともに不明。
 監督が全部一人でやっているとは思えないのだが。

・俳優から転身する例が非常に多い。人に教えている内に専業になったというパターン。
・「演技指導」という仕事柄なので、監督や主任演出家が兼任することもある。
・英語では「ファイティングコレオグラファー」とも。

・人を切った後に動きを止めて観客にアピールすることを「極め(きめ)」という。
・実は、一番大事なのは切られる側のリアクション。
・刀を鞘に収める前に振ることを「血振り」という。

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